L遺伝子とSと早漏、早漏治療薬と手のひら訓練

セックスや手のひらなどで男性器に刺激を与えると、1~2分で射精してしまうことを早漏といいます。手のひらで刺激した時に比べて、セックスのほうがはるかに早く射精してしまう場合は、極度の緊張と興奮による精神的なものが原因のことが多く、セックスの経験を重ねることで早漏も少しずつ解消されていく場合が多いです。ただ、セックスの経験を重ねても、なかなか早漏が解消しない場合は、脳内伝達物質であるセロトニンの分泌量が少ないことも考えられます。

射精はノルアドレナリンが多く分泌されることで興奮状態となり起こります。セロトニンはこのノルアドレナリンの分泌を抑制する働きがあり、その結果、射精モードへの突入を防ぎます。しかし、セロトニンの分泌量には個人差があります。最新の研究によると、セロトニンの分泌量は遺伝によって決まることがわかっています。

L遺伝子とS遺伝子がこのセロトニンの分泌量と深く関わっています。L遺伝子があるとセロトニンの分泌量が多くなり、S遺伝子があると逆にセロトニンの分泌量が少なくなります。そのためS遺伝子しかない男性は早漏になりやすく、L遺伝子しかない男性は早漏にはなりにくいです。L遺伝子とS遺伝子の両方を持っている場合は、L遺伝子とS遺伝子の両方の影響を受けてしまうので、比較的早漏になりやすいです。

日本人の6割がS遺伝子のみと言われているので、早漏の男性が多いようです。早漏を防ぐために早漏治療薬が有効です。早漏治療薬には飲み薬や塗り薬があり、ネットで簡単に購入が可能です。早漏治療薬は皮膚麻酔の成分が使われていることが多いですが、塗り薬の場合女性にも早漏治療薬の成分がついて感じにくくなってしまうことがあるので注意が必要です。また、手のひらで刺激を繰り返し、射精前で止めるなど早漏防止の訓練をすることも有効です。